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キャリア・年収

インフラエンジニアの年収相場|経験年数と担当領域でどう変わるか

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結論から言うと

インフラエンジニアの年収は「経験年数」より「任されている範囲」で決まる部分が大きいです。運用だけを何年続けても伸びにくく、設計・構築や自動化に手が届くと上がり方が変わります。

この記事でわかること

  • ネットで見かける年収データの読み方と、その限界
  • 運用・構築・設計・クラウドで年収レンジがどう変わるか
  • 同じ経験年数でも差がつく要因
  • 相場を自分で確かめるための具体的な方法

インフラエンジニアの年収について、私の実感を先に書きます。経験年数より、任されている範囲で決まる部分が大きいです。監視と一次対応だけを5年続けた人と、設計から構築まで任されて3年の人なら、後者のほうが提示額は高くなりやすい。これは私が転職活動をしたときにも、その後に採用側に回ったときにも感じたことです。

この記事では、具体的な平均年収の数字を並べることはしません。理由は後述しますが、出所の違う数字を並べても比較にならないからです。代わりに、自分の位置を把握して、次に何をすれば動くのかを考えるための材料を整理します。

ネットの年収データをどう読むか

検索すると平均年収がいくつも出てきますが、数字はばらばらです。理由は単純で、母集団と定義が違うからです。

主な出所は3つあります。

  1. 公的統計(厚生労働省の賃金構造基本統計調査など):職種分類が粗く、インフラエンジニアという括りでは出てきません。情報処理・通信技術者といった大きな分類になります。
  2. 転職サービスの登録者データ:そのサービスに登録している人の申告値です。転職を考えている人に偏るため、母集団に癖があります。
  3. 求人票の提示レンジ:企業が実際に出している数字。ただし上限は「最大でこれくらいまであり得る」の意味で、全員がそこに届くわけではありません。

✅ ここだけ読めばOK

年収データを見るときは「誰を母数にした、いつの、何の数字か」を確認してください。この3つが書かれていない数字は、比較にも判断にも使えません。当サイトでは、出所を確認できない年収の平均値は載せない方針にしています。

私が実務的に一番信用しているのは3番目の求人票のレンジです。理由は、企業が採用のために実際に出している金額だからです。ただし読み方にコツがあるので、後の節で書きます。

担当領域による違い

インフラといっても、やっていることは幅があります。私の実感として、次の順で提示額が変わりやすいと感じています。

1. 監視・一次対応
アラートを受けて、手順書に沿って対応する。夜勤やシフトが絡むことが多い。ここは手順が整備されているぶん、未経験からの入り口になりやすい代わりに、続けても伸びにくい領域です。

2. 運用・保守
定常的な作業に加えて、障害の切り分けや変更作業を担当する。手順書を作る側に回ると少し変わります。

3. 構築
実際に環境を作る。設計書をもとに手を動かす段階。ここに入ると、作業の速さと正確さで評価が変わってきます。

4. 設計
要件から構成を決める。可用性、性能、コスト、運用のしやすさをどう置くか。ここは経験年数がものを言う領域で、提示額も変わってきます。

5. 自動化・クラウド設計
Infrastructure as Code、CI/CD、マネージドサービスを前提とした設計。ここは需要に対して人が足りていない印象があり、提示額が上がりやすい領域だと感じています。

私自身、オンプレの運用から入って、途中でクラウドの設計構築に移りました。移った前後で、届く求人の質が明確に変わったというのが正直な感想です。ただ、これは私1人の経験なので、一般化はできません。

領域を変えるタイミング

「いつ次に行くべきか」を聞かれることがあります。私の答えは「いまの領域で教える側に回れたら」です。

自分がやっている作業を、後から入ってきた人に説明できる。手順書を書ける。イレギュラーに自分で判断できる。ここまで来たら、その領域では一定の水準に達しています。次に進む時期です。

同じ経験年数でも差がつく要因

年数が同じでも提示額が違うことは普通にあります。要因として大きいと感じるのは次の点です。

担当規模
何台のサーバーを、何人のチームで見ていたか。数千台規模の環境と、数十台の環境では、扱っている問題の質が違います。

上流に関わっているか
要件定義や設計に関わったか、決められたものを作っただけか。ここは面接で必ず聞かれます。

説明できるか
これが一番差が出ます。同じ経験をしていても、何を考えてそうしたのかを説明できる人とできない人がいます。経歴書に書いてあることと、面接で話せることの差が提示額に出る、というのが私の実感です。

業界と会社の給与テーブル
残念ながら、これが一番効くこともあります。個人の能力とは別に、会社ごとに払える上限が決まっています。上限近くにいる場合、社内でどれだけ頑張っても動きません。

⚠️ 注意点

この記事に書いた領域と年収の関係は、私が見てきた範囲の傾向であって、統計にもとづく事実ではありません。特定の領域に移れば年収が上がることを保証するものではなく、業界・企業・時期によって状況は変わります。実際の金額は、必ず求人票と面談での確認によって判断してください。

相場を自分で確かめる方法

他人がまとめた平均値より、自分の条件で確かめるほうが役に立ちます。方法を3つ挙げます。

1. 求人票を50件読む

これが一番確実です。自分の経験年数と領域に近い求人を、まとめて読む。すると、レンジの下限と上限がだいたい見えてきます。

読むときのコツは、下限のほうを見ることです。上限は「最大でこれくらい」の表示で、実際に提示されるのは多くの場合その下です。下限が自分の現在の年収より低いなら、その求人は自分向けではない可能性があります。

求人検索型のサービスなら、自分で条件を変えながら数をこなせます。Green のようなIT特化の求人サイトは、職種の分類が細かいので条件を絞りやすい。

2. スカウトを受けてみる

登録して、どういう企業からいくらで声がかかるかを見る。これは市場からの評価が直接返ってくるので、情報として濃いです。応募するかは別として構いません。

ビズリーチ のようなスカウト型は、提示年収がスカウト文面に含まれることがあり、相場を掴む材料になります。ハイクラス層向けの求人が中心なので、経験年数がある程度ある人向けです。

スカウト型と求人検索型の違いは転職サイトと転職エージェントの違いにまとめました。

3. エージェントに直接聞く

「私の経歴だと、どのくらいのレンジで案内できますか」と聞けば答えてもらえます。これが一番手っ取り早い。エージェントは求人の提示額を日常的に見ているので、感覚が具体的です。

なお、転職エージェントの利用に費用はかかりません。採用が決まったときに企業側が手数料を払う仕組みだからです。相談だけして応募しない、という使い方も可能です。エージェントの選び方はITエンジニアの転職エージェントの選び方に書きました。

転職エージェントの比較
サービス費用の目安無料相談IT領域の強さ向いている人
レバテックキャリア無料あり★★★★★経験を積んだエンジニアが、技術で年収を上げたいとき
キャリアカンパニー無料あり★★★★★未経験からITエンジニアを目指すとき
LHH転職エージェント無料あり★★★★年収以外の条件も含めて腰を据えて相談したいとき
Green無料あり★★★★自分のペースでIT企業に直接応募したいとき
リクルートエージェント無料あり★★★求人の母数をとにかく確保したいとき
doda無料あり★★★求人サイトとエージェントを1つで済ませたいとき
ビズリーチ無料あり★★★在職のまま声がかかるのを待ちたいとき
キャリアチケット転職エージェント無料あり★★★20代で、成長企業を軸に選びたいとき
アデコの転職支援サービス無料あり★★★派遣・紹介予定も含めて幅広く見たいとき
転職AGENT Navi無料あり★★★どのエージェントに登録するか決められないとき

費用は各公式サイトの公表値をもとにした目安(税込)です。転職エージェントは利用者側の費用がかからない仕組みです。最新の料金・サービス内容は必ず公式サイトでご確認ください。

上の表は各サービスの公式サイトで確認できる情報を、同じ基準で並べたものです。数値や特徴は変わるため、詳細は各公式サイトで確認してください。

年収を上げる手段の順番

転職が唯一の手段ではありません。順番として考えられるのは次のとおりです。

1. 社内で担当範囲を広げる
まずここです。設計に関わりたいと上長に伝えて、少しでも上流に入れてもらう。これができるなら、転職より低リスクです。

2. 資格や実績で評価を上げる
会社に資格手当や等級制度があるなら、そこに乗る。制度がある場合は、投下時間に対する見返りが分かりやすい。

3. 社内異動
同じ会社の別部署で、扱う領域が違う場合があります。転職より情報が取りやすいので、まず社内を見る価値はあります。

4. 転職する
上の3つが行き詰まったとき、あるいは給与テーブルの上限に達したときです。動く前に、転職と社内異動、どちらを先に検討するかを読んでみてください。私も一度悩んだところです。

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私が転職を決めたのは、社内で希望を出しても2年変わらなかったからでした。会社が悪かったというより、その部署の体制上どうにもならなかった。こういうケースでは、待つより動くほうが早いと今は思っています。

クラウドを扱えると変わるか

よく聞かれる質問です。結論としては、扱えること自体より、どこまで任されるかで変わるという印象です。

コンソールから操作できる、というだけでは差がつきません。差がつくのは次のあたりです。

  • コストを含めて構成を提案できる
  • 可用性の要件から構成を決められる
  • コードで環境を再現できる(Terraform、Bicep など)
  • 監視や運用の設計まで含めて考えられる

私自身、クラウドに移った当初は「オンプレのやり方をそのまま持ち込んだ」構成しか作れませんでした。マネージドサービスを前提に組み直せるようになったのは、かなり後です。ここは時間がかかります。

学習の進め方はインフラエンジニアのクラウド学習ロードマップに、資格の扱いはインフラエンジニアの資格は転職で効くかに分けて書きました。

未経験から入る場合の見方

未経験の求人は、レンジの下限が低めに設定されているのが一般的です。これは経験を積む期間が必要なぶん、企業側もリスクを取っているからで、構造的にそうなります。

見るべきは初年度の金額より、その後どう上がる仕組みになっているかです。面接で次のように聞くと具体的に分かります。

  • 昇給は年に何回、どういう基準で決まるか
  • 等級制度があるか、あるなら次の等級に行く条件は何か
  • 入社3年目の人が、いまどのくらいの担当をしているか

3つ目が特に有効です。制度の説明より、実際にいる人の状況のほうが実態に近い。未経験からの入り口については未経験からITエンジニアになれるのかに詳しく書いています。

求人票のレンジをどう読むか

先に「求人票を50件読む」と書きましたが、読み方に癖があるので補足します。

「年収400万〜800万円」と書かれていたら
この幅は、複数のポジションをまとめて1つの求人票にしている場合と、経験によって幅を持たせている場合があります。前者なら、自分がどのポジションに当たるかで話がまったく変わります。面接の前に、どの層を想定した募集かを確認してください。

「※経験・スキルを考慮のうえ決定」
ほぼすべての求人に付いています。これは提示額が確定していないという意味なので、レンジの中央より下から始まると考えておくほうが落ち着きます。

みなし残業が含まれているか
「年収500万円(月45時間分の固定残業代を含む)」という書き方があります。同じ500万円でも、残業代込みかどうかで実質はかなり違います。ここは必ず確認してください。

賞与の扱い
年収に賞与を含んで表示している場合、業績連動なら変動します。「年収」の内訳(基本給・固定残業・賞与見込み)を分けて聞いておくと、比較ができるようになります。

✅ ここだけ読めばOK

求人票の年収は「基本給 + 固定残業代 + 賞与見込み」の合計であることが多いです。他社と比較するときは、必ず内訳に分解してから比べてください。合計だけで比べると、実態を見誤ります。

オファー面談で確認すること

内定が出たあと、条件を確認する場が設けられることがあります。ここで聞いておくとよい項目を挙げます。

  • 提示額の内訳(基本給・固定残業・賞与見込み・各種手当)
  • 固定残業を超えた分の支払いはあるか
  • 賞与の算定基準(会社業績か、個人評価か、その比率)
  • 昇給のタイミングと、直近の実績レンジ
  • 試用期間中の条件が本採用と違うか

最後の項目は見落としがちです。試用期間中だけ給与が下がる、あるいは手当が付かないというケースがあります。書面で確認してください。

年収交渉そのものの進め方は転職時の年収交渉はどこまでできるかに分けて書きました。

年代による違い

同じ担当領域でも、年代で状況が変わります。ここも私の観測範囲の話として書きます。

20代
経験より、伸びしろとキャッチアップの速さが見られる傾向があります。提示額の絶対値は高くなりにくい代わりに、領域を変える自由度が大きい。運用から構築、オンプレからクラウドといった転換は、この時期のほうが通りやすいと感じます。20代向けの動き方は20代エンジニアの転職エージェントの選び方にまとめました。

30代
即戦力として見られる比率が上がります。「何ができるか」が具体的に問われるので、経歴書の書き方で差が出ます。一方で、まったくの未経験領域への転換はハードルが上がる。この年代の考え方は30代からのエンジニア転職に書きました。

それ以降
マネジメントか、専門性を深めるかの分岐が出てきます。設計やアーキテクチャの経験があると、提示額のレンジ自体が変わってきます。ハイクラス向けの求人は流通経路が違うため、ハイクラス転職を狙うときの動き方を参照してください。

いずれの年代でも共通するのは、年数そのものが評価されるわけではないということです。5年やっていても、同じ作業の繰り返しなら1年分の経験を5回積んだのと同じに見られます。厳しい言い方ですが、面接ではそこが見えてしまいます。

経歴書で年収に効く書き方

提示額は、面接だけでなく書類の段階でもある程度決まります。ここは経歴書の書き方でだいぶ変わる部分です。

私が自分の経歴書を書き直したときに効果があったと感じたのは、次の3点です。

1. 規模を数字で書く
「サーバーの運用」ではなく「Linuxサーバー約200台の運用(チーム5名)」と書く。読む側は規模から難易度を推し量るので、数字があるだけで情報量が変わります。

2. 自分の判断を書く
「手順書に沿って作業」ではなく「障害対応の手順が属人化していたため、切り分けフローを整備」と書く。何を問題と認識して、何をしたか。ここが一番読まれます。

3. 使った技術を具体的に書く
「クラウド経験あり」ではなく、扱ったサービス名と、何をしたかを書く。曖昧な書き方は、深掘りされたときに不利になります。

インフラ系の職務経歴書の具体的な書き方はインフラエンジニアの職務経歴書の書き方にまとめました。テンプレートに沿って書くと抜けにくくなります。

数字に振り回されないために

最後に、書いておきたいことがあります。

年収の情報を調べていると、「同年代の平均より低い」と感じて焦ることがあります。私もそうでした。ただ、平均値と自分を比べても、あまり得るものはありません。母集団が違うからです。

比べるなら、いまの自分に対して市場が出す額です。それはスカウトや面談で実際に返ってきます。平均値より、この数字のほうが行動につながります。

そしてもう一点。年収は判断材料のひとつであって、全部ではありません。私が転職先を決めたとき、提示額が一番高いところは選びませんでした。理由は、任される範囲と、そこで身につくものを優先したからです。結果的にその判断は間違っていなかったと思っていますが、これは私の価値観の話です。

💬

転職して数年たった同僚が「年収は上がったが、やることが減った」と言っていたことがあります。金額だけを見て動くと、こういうことは起こり得ます。何を得たいのかを先に決めておくほうが、後悔が少ない気がしています。

業界による違い

同じインフラエンジニアでも、どの業界で働くかで条件が変わります。私が転職活動をしたときに感じた差を書きます。

SIer / SES
案件によって扱う技術が変わるため、幅広い経験を積みやすい一方、深く掘る機会は案件次第です。給与テーブルが等級で明確に決まっている会社が多く、上限が読みやすい代わりに、飛び越えにくい。

事業会社の情報システム部門
自社のシステムを長期で見るため、腰を据えて改善に取り組めます。ただし、扱う技術の範囲は自社の構成に限られます。業界(金融、製造、小売など)によって給与水準が変わる傾向があります。

Web系事業会社
クラウド前提、自動化前提の環境が多く、SREのような職種になっていることもあります。技術的な裁量が大きい代わりに、少人数で広く見る必要があります。

クラウドベンダー / コンサル
顧客の環境を設計する立場。提示額のレンジが変わりやすい領域ですが、求められる説明能力と英語力のハードルが上がる場合があります。

どれが良いという話ではなく、同じスキルセットでも評価のされ方が違うということです。いまの会社で頭打ちだと感じているなら、業界を変えるだけで状況が変わることがあります。

⚠️ 注意点

ここに書いた業界ごとの傾向は、私が求人を見てきた範囲での印象です。同じ業界内でも企業によって条件は大きく異なり、特定の業界に移れば年収が上がることを示すものではありません。個別の判断は、必ず具体的な求人票と面談での確認によって行ってください。

転職せずに確かめる方法

いきなり動く必要はありません。エージェントに登録して面談だけ受ける、スカウトを受け取るだけ登録しておく、という使い方ができます。実際に応募するかどうかは、その後で決めれば構いません。

私も最初は「情報収集だけです」と伝えて面談を受けました。それで無理に応募させられたことはありません。もしそういう対応をされたら、そのエージェントとは合わないというだけの話です。エージェントを複数使うときの考え方は転職エージェントは何社に登録すべきかにまとめました。

資格は年収に効くか

これもよく聞かれます。私の実感としては、資格そのものが年収を押し上げることは少ないが、書類の通過率には影響するという感覚です。

理由は単純で、書類を最初に見るのが人事や採用担当で、技術の細かい話は分からないことがあるからです。そのとき、資格は共通の物差しとして機能します。「この人は最低限これは分かる」という判断材料になる。

一方で、面接に進んだあとは資格の話はほとんど出ません。聞かれるのは実際にやったことです。だから、資格を取ること自体を目的にすると、投下時間に対する見返りは小さくなります。

会社に資格手当がある場合は話が別です。取得すれば確実に月額が上がるので、これは計算できる投資になります。制度の有無を確認してみてください。

インフラ系の資格の位置づけはインフラエンジニアの資格は転職で効くかに、Azureの学習順はAzure資格の取得順にまとめました。

まとめ

  • インフラエンジニアの年収は、経験年数より担当領域で決まる部分が大きい。
  • ネットの平均年収は母集団と定義がばらばら。求人票のレンジを自分で読むほうが確実。
  • 同じ年数でも、担当規模・上流経験・説明力・会社の給与テーブルで差がつく。
  • 相場は「求人票を50件読む」「スカウトを受ける」「エージェントに聞く」で自分で確かめられる。
  • 年収を上げる手段は転職だけではない。社内で範囲を広げる、異動する、という順番も検討する。

次に読むなら、ITエンジニアの転職エージェントの選び方転職と社内異動、どちらを先に検討するかが近いテーマです。

この記事は 2026年8月時点の状況をもとに書いています。求人市場と各社の制度は変わるため、実際の判断は最新の求人票と公式情報で行ってください。

よくある質問

インフラエンジニアの平均年収はいくらですか。

調査主体によって数字が大きく変わるため、単一の平均値を示すことはしていません。厚生労働省の賃金構造基本統計調査など、公的統計の定義を確認したうえで参照することをおすすめします。

未経験からだと年収はどのくらいですか。

求人票のレンジは公開されているので、そこを見るのが確実です。この記事では推測の数値は出していません。

クラウドを扱うと年収は上がりますか。

上がる場合がありますが、扱えること自体より、設計や自動化まで任されるかで変わる印象です。保証できるものではありません。

年収を上げるには転職しかないですか。

社内で担当範囲を広げる方法もあります。ただ、給与テーブルの上限は会社ごとに決まっているため、上限に近い場合は転職のほうが動きやすいのは事実です。

藤原 慎

2016年からインフラ/クラウドの実務、2020年に転職を1度経験

都内のSIerでインフラエンジニアをしている会社員です。オンプレのサーバ運用から入り、いまはクラウド(主に Azure と AWS)の設計・構築を担当しています。20代のときに情報不足のまま転職を進めて苦労した経験から、エージェントやスクールの選び方を調べ直して記録に残すことにしました。勤務先の都合で実名は出していません。

どういう基準で書いているか